シミ・美白サプリや薬を口から摂取して肌が白くなったりシミが消えたりするの?
シミに限らず、たるみやシワなどに効果のあるサプリメントと言われている商品ってたくさんありますよね。
美容に効果があるとされている成分をサプリメントで口から摂取するのは美肌作用があるかどうかは諸説あると言われていますが、
結論から言ってしまうと、健康食品にあたるサプリメントで、シミに効くなど美肌効果があるとされた成分を摂取しても、「美肌に効果が出る」かどうかは、現段階では科学的に証明されていません。
経口摂取は、食品でも、サプリメントであっても、胃袋で消化、吸収されます。消化、吸収がおこなわれると、体の中に入った成分は、体づくりのために、あらゆる化学変化を起こします。成分がそのまま肌に送り届けられて作用するとは限らないのです。
じゃあ美白サプリは飲んでも効果はない?
現代の食生活は偏りがちなので、栄養補助目的でシミに効く成分を摂取できるサプリメントを飲むのは効果的です。
カラダを作り上げる、美肌のための食事や睡眠などの健康維持に必要な行動を取れているかが大切です。
また、人によってメラニン色素の生成量や、元々メラニン色素が薄いなどが異なるので、サプリメントを飲むだけで若干薄くなる人も中にはいるでしょう。
ただし、サプリで摂取したシミに効く成分が劇的な効果を発揮することはなく、完全にシミを消すことはできないケースが殆どです。
内服薬もサプリと同じ?
薬とサプリの違いを知っておきましょう。
薬は、病気や症状の予防、治療を目的とし、成分内容、効果効能はもちろん、副作用や用法用量、分量などの様々な項目について、品質、有効性や安全性について、然るべき機関できちんと調査が行われ、厚生労働大臣や都道府県の知事から承認を受けたものをいいます。
ドラッグストアや薬店で売っているものを「一般医薬品」、医師の処方箋が必要なものを「医療用医薬品」といいます。
「医薬部外品」については、治療目的ではなく特定の症状の予防を目的としたもので、厚生労働大臣や都道府県知事から承認を受けたものになります。
サプリメントは、健康食品と呼ばれるもので、健康の保持増進に資する食品全般を指します。そのため、薬のような見た目ものから、飲料品、お菓子に至るまで様々な形態の製品が販売されています。
そもそも内服薬が効くシミと効かないシミがあるのは知ってる?
シミはいくつかの種類に分かれています。シミによっては効かない成分もあります。
とくに、肝斑(かんぱん)は飲み薬でも治るとされていますが、肝斑治療で処方されるトラネキサム酸は、肝斑シミにしか効かない成分です。
また、遺伝性や老化現象、シミだと思っていたら別の皮ふの病気だったなど、色々な要因でシミには種類が。
自分の顔にできたシミが、どの種類なのか見極めてから、シミ対策を取ることが大切です。
効くシミ
老人性色素斑(日焼けシミ)
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)は日光シミとも言われている。日焼け、紫外線によるダメージが主な原因。
このタイプが最も一般的である。初期段階ではあまり目立たない薄い茶色いシミだが、徐々に濃くなって立派なシミになる。
濃さにもよるが、飲み薬でもシミのケアをすることは可能。
そばかす(雀斑)
そばかす(雀斑)は、遺伝が主な原因と考えられる。
先天的なそばかす(子供の頃に発症)と、後天的なそばかす(おとなになってから発症)に分かれる。そばかすになる人は色素が元々薄く、肌が白い人が多いため紫外線ダメージを受けやすい。
飲み薬でも対応することはできるが、それ以上にしみ・そばかすが増えるスピードの方が早い。
肝斑(かんぱん)
肝斑(かんぱん)は、女性ホルモンの乱れが大きく関係しているとされる。
トラネキサム酸が効果的とされているが、トラネキサム酸がこのシミにしか対応していないので、飲み薬を選ぶときは自分のシミの種類を見極める必要がある。
※トラネキサム酸は止血剤の1種のため、血栓ができやすくなる可能性もある。年齢層が高い女性(50代以降)は、長期的に服用はしないようにする。
炎症後色素沈着
ニキビ跡、虫刺され、軽い擦り傷ややけど等の炎症箇所が、メラニン色素の過剰分泌によって色素沈着を起こしている。
かさぶたをできては剥がしを繰り返したりしても、このタイプのシミになりやすい。
炎症を抑えつつ、跡にしないためにビタミンCの経口摂取は有効とされる。
効かないシミ
脂漏性角化症(老人イボ)
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は別名老人イボとも言われている、シミがいぼのように皮ふから少し盛り上がった状態のもの。
原因は老化といわれており。30代以降、40代によく見られ、80代以上になるとほぼ100%の人に現れるといわれている。日焼けなどとは関係なく全身のどこにでもできるもので、特に予防方法などはない。
ここまで来るとスキンケアやサプリ、薬ではどうにもできないので、シミ取りレーザー、炭酸ガスレーザーなどの外科的処置が必要になる。
シミを消す対策は内側、外側両方で攻めるのが効果的
シミを消すには、サプリメントや薬だけに頼るのではなく、外側(皮ふ)から直接働きかける美白化粧品を使うことが効果的。
サプリメントも薬も効果が出るまでに時間がかかります。それをただ待っているだけではなく、化粧品を使うことによって、双方からアプローチしましょう。内因と外因両方から改善していくことで、解決への近道に。
外側から働きかけるシミ対策で、効果を実感できる早さとしては
シミサプリ・薬などの経口摂取 < ハイドロキノンやアルブチン、ビタミンC導入剤などの化粧品を皮ふに塗布 < ハイドロキノンやアルブチン、ビタミンCなどの外用薬を皮ふに塗布 < シミ取りレーザーでシミの元(メラニン色素)を破壊する
といった順番です。
安全に、安価な価格でシミを消したい人は美白化粧品、美白化粧品よりもスピーディーにシミを消したいけど、一回に高額な料金を払えない人は、皮膚科で外用薬を処方してもらいましょう。
お金を掛けてでも、とにかく早くシミを消したい人はシミ取りレーザーやIPL治療などを検討してみてください。
シミを消す対策をさらに効果的にするには
シミを消すために、美白サプリや内服薬を取り入れ始めた人は、サプリで体内に取り入れた成分が最大限に発揮されるように、下記内容を気をつけるようにしましょう。
紫外線対策を必ずおこなう
シミの最も大きな原因は紫外線です。シミに効く成分が配合されたサプリメントやお薬を飲んでも、紫外線に対して無策であれば、美白サプリ、美白効果の薬を飲んでいる意味はほぼ無いと思ってください。
- UVカット剤入りの化粧下地やファンデーション
- 日焼け止め
- サンバイザー・日傘・UVカット素材ストール
- こまめな化粧直し・乾燥対策
など、これまで気を使っていた以上に、紫外線ケアをおこなっていきましょう。
美白化粧品を使用する
シミに効果がある成分を配合した美白化粧品で日頃のスキンケアをおこなっていきましょう。
メラニン色素の生成を抑える、ビタミンC誘導体やアルブチン、できてしまったシミに効果があるとされてるハイドロキノン配合の化粧品がおすすめ。
自分の肌に合うかどうか心配な人は、トライアル商品を試してみるのもおすすめ。
ストレスを適度に発散する
人はストレスを感じることで、活性酸素の生成が活発になり、様々な老化現象を引き起こします。また、ストレスを感じ続けることで、脳が「メラニン色素を作りなさい」と誤った指令を体に出す可能性も。
活性酸素を酸化させない、抗酸化パワーは徐々に衰えてくるため、ストレスと上手く向き合い、シミの発生を抑える心がけをおこなっていくと良いでしょう。
皮ふの温度をなるべく下げない
人間の皮ふは外の温度や室内の温度に左右されやすく、皮ふ温度が低いと血流が悪くなり、黒い色素の排出が上手く行かない、元気な細胞が生まれてこないなど、様々な弊害をおこします。
顔に摩擦を起こすのはシミ悩みの女性にはおすすめできませんが、マッサージクリームをたっぷり使用すれば問題ないので、週に1〜2回は、顔のマッサージもお手入れにプラスしてみてください。
また、湯船につかったりして血行を促すのもおすすめです。
シミに効果的な食べ物を積極的に摂取する
栄養バランスが整った食事をきちんと食べることが前提ですが、特に、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEや、ポリフェノール、カドテノイドなどを意識して摂取することで、より、シミケアに効果的な対策を取ることができます。
薬局やネット通販で購入できる市販薬に含まれる代表的な成分はこの3種類
シミに効く薬に配合されている成分
ビタミンC
特徴:活性酸素の除去やメラニンの生成抑止、コラーゲンの補給、老化防止や疲れた体の健康の維持など。
飲む量:2,000mg/1日
飲むタイミング:毎食後、小分けにして摂取
L-システイン
特徴:肝臓の解毒作用がある成分。皮膚の色素沈着をもたらすメラニン色素の生成を抑えて体外への排出を促す。
飲む量:体重1kgにつき15mgが適量
飲むタイミング:特に決まっていないが食後が適切
トラネキサム酸(肝斑シミだけ)
特徴:初めて肝斑の改善が効能として認められた成分
飲む量:750から2,000mg
飲むタイミング:薬剤師の指示による
美白サプリやシミに効く薬を使用するときの注意点
アレルギーに気をつける(サプリの場合)
サプリメントには色々な成分が含まれていますが、その中にはアレルゲンとなる成分もあります。
アレルギーがない人も、体調がおかしいなと感じたら現物を持参して医療機関を受診しましょう。
用法・用量を守る(サプリ・薬どちらも)
サプリメントは健康補助食品ですが、取りすぎは逆効果になる場合も。一日の目安量があるので、それを守るようにしましょう。
特に、複数のサプリを同時に摂取する場合は、配合成分によっては過剰摂取になってしまう場合もあります。
例えば
・ビタミンCの過剰摂取 … 下痢、腎・尿路結石の可能性や頭痛など
・ビタミンEの過剰摂取 … 骨粗しょう症の可能性
このような症状があらわれる場合も。
医薬品はお医者さんでも処方される薬です。
必ず用法用量を守って、異変を感じたら自己判断はせずに、必ず医師や薬剤師に相談してください。
現在服用している薬と一緒に飲んでも平気か医師に確認する(サプリ・薬どちらも)
サプリも薬も、飲み合わせがあります。
もし、現在服用している薬があるのであれば、必ず医師に相談してからにしましょう。
逆に、病院で薬が処方された場合は、現在使っているサプリや薬を申告してください。
不調を感じたらすぐにやめる(サプリ・薬どちらも)
繰り返しになりますが、体に少しでも不調を感じたら服用をやめて医師か薬剤師に相談を。
※必ず現物やおくすり手帳を持参してください。
海外のサプリメントについて
海外のシミケアサプリメントも、ネットで個人輸入が簡単にできるようになりました。
英語がわからなくても、個人輸入代行サイトなどもありますし、大手通販会社の海外向けページから購入することも可能です。
また、簡単な手続きだけで購入できるのも個人輸入へのハードルが下がった理由です。
品質についても、特にアメリカはサプリに対しても日本よりも更に厳しい検査によって、効果に対する信頼性は高い評価を得ています。
そのため、ネットでも人気がありますが
- 日本人(生物学的人種)には効果が強すぎる場合がある
- 輸送代などの価格が高い
- 体に合わなかった時の保証やユーザーケアがない
- 日本では安全性が認可されていない成分が配合されている場合がある
このような問題もありますので、購入は慎重に行いましょう。
ネットや薬局などで処方なしで購入できる内服薬
ロスミンローヤル
アインファーマシーズ ロスミンローヤル(第3類医薬品) |
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肌のキメが細かくなり整い、肌のトーンが明るくなりました。ビタミンCサプリと一緒に飲んでいます。
DHCエルシスホワイト240
DHC DHCエルシスホワイト240(第3類医薬品) |
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美白を意識し始め、シミ予防のために購入。使い続けていたら薄いシミが殆ど目立たなくなってきました。
ハイチオールC
エスエス製薬 ハイチオールC(第3類医薬品) |
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顔のくすみがきになって飲み始めたら、肌のトーンが明るくなり効果がすぐに実感できました。
トランシーノII
第一三共ヘルスケア トランシーノII (第1類医薬品) |
口コミチェック
日焼けのシミだと思って諦めていたけど使ってみたら肝斑だったみたいで消えました。
チョコラBBルーセントC
エーザイ チョコラBBルーセントC( 第3類医薬品) |
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最初はあまり効果がないと思っていましたが、続けるうちにビックリするくらい変化がありました。
当サイトでご紹介する美白サプリの選ぶ基準
サプリを選ぶ基準1:シミに効く有効成分が配合されているか
肌を健やかに保つ成分が配合されているサプリでも、シミへの有効成分が入っているとは限りませんので、
美白サプリを選ぶ際には、シミへの有効成分が配合されているかを確認しましょう。
サプリに配合されている主なシミ有効成分
- L-システイン…L-システイン、システイン
- プラセンタ…プラセンタ、プラセンタエキス、胎盤エキス など
- ヨクイニン…ヨクイニンエキス、ハトムギエキス など
- エラグ酸…ザクロエキス、ラズベリーエキス、ベリーエキス など
- ビタミンC…柑橘系の果実類 など
抗酸化力の高い「ビタミンE」や、ビタミンCの働きをサポートする「ビタミンB群」など、シミ有効成分の働きをよりよくする成分が一緒に入っているものがベストです。
サプリを選ぶ基準2:続けやすい価格帯か、または飲みやすさ
サプリを選ぶ際に「続けやすい価格帯」であることも重要です。
シミケアはすぐに効果が出るものではなく、2-3か月、症状によっては数か月かかる場合もあります。
続けるためにはお財布にやさしい価格帯なのも重要なポイント。
味や形状、ニオイなどの「飲みやすさ」も気にしたいポイントです。
毎日飲むものですから、苦手で苦痛を伴うものだったら長く続けるのは嫌になってしまいますよね。
FANCL ホワイトフォースサプリ
内側から透きとおるような美しさへアプローチ。澄みわたるような透明感をサポートする成分や、紫外線ダメージをケアするアーティチョークエキスやヒドロキシチロソールなどの美容成分を配合。デイリーケアに。 |
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リニューアル前からもう3年間続けています。透明感が感じられる肌を維持しています。
オルビスユー ホワイトインサイトフォーカスサプリ
透明感のある美しさをサポートする成分を凝縮した美容サプリ。L-シスチンや植物エキス、ビタミンCをはじめとした5つのビタミンによって、多角的にアプローチ。体の内側から美しさに磨きを。 |
口コミチェック
飲み始めて1週間くらいで少し肌のトーンが明るくなったように感じています。もっとかかると思っていましたが早く効果を実感しました。
POLA ホワイトショットサプリ
ポーラオリジナル成分のベイベリーバークSや、YACエキスを新配合。以前から配合していたミクロブランノールEX、メロングリソディンもパワーアップ配合!からだの中からアプローチします。 |
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3年続けています。デパートのコスメカウンターでBAさんから、会うたびに肌が明るくなったと言われます。