顔のシミを消すことで実年齢よりも13歳若く見られる?!
エーザイ株式会社が、男性を対象にした「顔にシミのある女性は何歳くらい老けて見えるか」という聞き込み調査では、実年齢よりも13歳老けて見えるという結果になったそうです。(参考ページ:エーザイ調べ)
顔にシミがあるかどうかで、見た目年齢が決まってしまうのなら、シミを消してマイナス10歳肌を目指したいですよね。
できてしまったシミは消せないと諦めていませんか?
化粧品、美白クリームの選び方、日頃気をつけるべき事を押さえ、正しいシミ対策をしていけば、できてしまったシミが薄くなっていくのを実感でき、鏡を見るのも楽しくなるはず。
当サイトでご紹介するシミを消す方法が、少しでもあなたのシミ悩みの解消に役立てば嬉しいです^^
自力でシミを消すスキンケアのポイント
若い頃は、日差し・紫外線を気にせずに過ごしていたので、私は日焼けが原因のシミ(老人性色素斑)に当てはまるみたいなんですが、何に気をつければシミを消すことができますか?
日焼けが原因のシミをはじめ、肝斑やニキビ跡からくるシミは、スキンケアに気をつけることで、徐々にシミを消すことができます。顔のシミを消したい方は次の3つのポイントを押さえるようにしてみてくださいね。
シミを消すためのポイント
ポイント1:シミを消すのに有効な成分を配合した化粧品を選ぶ
「顔のシミを消す成分配合の化粧品」を使用することは、セルフケアでシミの原因にアプローチするための最も有効な手段と言ってもいいでしょう。
シミ消し化粧品を毎日使う理由
顔のシミを消すためには、365日、1年通して、シミ予備軍を作らないための対策が必要です。その対策のひとつとして、美白成分配合の化粧品は重宝します。
そもそも、顔にシミができるのは肌を守ろうとする人間が備えている機能が原因。
皮ふは、紫外線を受けると、肌を守るためにメラニンを生成し、シミ予備軍となるメラニン色素を徐々に蓄積させた結果、肌の表面にシミ(色素沈着)となって現れます。
シミの天敵「紫外線」をシャットアウトすることはできない
季節によって強弱はありますが、紫外線は1年中浴びるので、日差しの強い季節だけ気にしても意味がありません。また、私達のカラダは目から紫外線を受けたという信号を受け取る性質もあります。
健康面から考えても、人間が紫外線を受けずに生活をするのは難しいのです。
シミの原因「メラニン」は常日頃分泌されやすい
紫外線に加えて、これらに1つでも心当たりがある場合、顔のシミの原因となるメラニン色素が過剰に分泌されている可能性が高いです。
- 日焼け止めのベタつきが苦手で塗るのが億劫
- UVクリームを塗り忘れて外出しちゃう
- 日中、顔の汗をかきやすい
- ストレスを溜め込みやすい
- 室内だったらすっぴんでも焼けないと思っている
メラニン色素が活性化する前にシミを消す化粧品でコントロール
紫外線だけに限らず、普段の生活でも、メラニン色素は、活性化しやすい状況です。しみの元が過剰に分泌するのを防ぐためにも、メラニンの抑制・排出・分解など、シミを消す働きを持つ有効成分が配合された化粧品を毎日使い、顔のシミを消すために、セルフケアをする必要があります。
シミ消し化粧品を選ぶ4つの基準
顔のシミを消す化粧品を選ぶときのポイントはこの4つです。
- 1.シミを消す有効な成分が配合された化粧品を選ぶ
- 2.成分量が十分に配合された化粧品を選ぶ
- 3.買い続けやすい価格帯のものを選ぶ
- 4.使い心地の良い化粧品を選ぶ
1.シミを消すのに有効な成分が配合された化粧品を選ぶ
顔のしみに効果のある化粧品を選ぶポイントの1つ目は、どんな有効成分が配合されているか。
美白成分といっても、たくさんの種類があり、どの成分で効果があるかは、人それぞれ異なります。
代表的な美白成分
- アルブチン
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
アルブチン・ビタミンC誘導体は、厚生労働省が美白効果を認めている成分(医薬部外品)なので、しみ用の化粧品選びに迷ったら、これらの成分が配合されたものを選んでみるのも選択肢の1つ。
肌の漂白剤と言われている、ハイドロキノンが配合されたクリームもシミ消し対策にはおすすめです。
2.成分量が十分に配合された化粧品を選ぶ
次に重要なのが、有効成分の配合量が、効果を十分に感じられる量かどうか。
化粧品の成分は、パッケージの裏面などに、成分の配合量が多い順に記載されています。また、医薬部外品の成分は、有効成分と表記するには、下記のように、定められた配合量を満たしている必要があります。
◆医薬部外品の成分が有効成分と表示できる配合量
- アルブチン:3%
- ビタミンC誘導体:3%
(これらの成分で美白効果を感じられる成分量の濃度は3%〜と言われています。)
ハイドロキノンは、メラニンの還元効果*が秀でていることから、シミ用クリーム等への配合量は「2%」までと留められています。
(還元効果:メラニン色素を分解し色の無い別の物質へと変える作用)
店舗でシミ消し化粧品を購入するときの配合量の目安
店頭で購入する場合はパッケージ裏を見て、楽天、Amazonなどのネット通販で購入するなら、公式サイトで成分情報を確認してみましょう。
もし、パッケージ裏の成分表の最初に書かれている成分が、メラニン等に作用するものではなければ、その化粧品は、もしかしたら、顔のシミ悩みには適していない可能性があります。
当サイトで紹介する商品の成分は、有効成分と表記されたもの、または公式サイトの成分表で書かれている順番通りに記載しています。
医薬部外品とは?
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間にあたる、厚生労働省が認可された成分を配合した分類のこと。
医薬部外品のシミ取り化粧品は、顔のシミを消す有効成分が必ず配合されているので、できてしまったシミを消す化粧品選びに迷ったら、医薬部外品の成分が配合されたものを選んでみてください。
代表的な医薬部外品のシミ消し成分
- アルブチン
- ビタミンC誘導体(リン酸L-アスコルビルマグネシウム)
- 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
- トラネキサム酸
3.買い続けやすい価格帯のものを選ぶ
シミを消すのに有効とされる成分配合の化粧品は、価格帯もピンキリ。本気で顔のシミを消す対策するなら、最低でも4,000円以上の美容液を選ぶようにするのが望ましいです。
安すぎる美白化粧品のリスク
しみの原因の元に届く配合量が入っているかは、ある程度、金額で分かる部分もあります。
なぜなら、適切な配合量の化粧品は、研究費、材料費、技術等のコストがそれなりに掛かっているケースが多いからです。
【激安シミ用化粧品】価格が安い理由
- ・「シミを消す成分配合」とうたっているだけ
- ・配合量が少ない
- ・有効成分が原因に届く前に壊れてしまう
すべての安価な化粧品メーカーがこれらに当てはまるとは限りません。しかし、中途半端な商品を選んでしまうと、使っていても効果を感じにくいです。
それなら高級化粧品の方がいいのでは?
たしかに、10,000円・20,000円と、デパートや百貨店でも売っている高級化粧品(通称:デパコス)の方が、顔のしみにアプローチしてくれている実感を得やすいですが、しみの原因であるメラニン色素は、1年を通して肌を守ろうと分泌されるもの。
肌トラブルが起きたときだけ、高級ブランドメーカーの化粧品で使っていても、これでは完璧なシミ対策をしているとは言えません。
継続して使い続けることを最優先に考える
シミを消すスキンケア化粧品は継続して使い続けることが大事です。
お財布と相談をして、買い続けられる価格帯の、シミを消す化粧品を選ぶようにしましょう。
4.使い心地の良い化粧品を選ぶ
夏は乳液・クリーム等、ベタベタするのは使いたくないですし、冬は爽快感のある、さっぱり化粧水は乾燥が心配など、1年を通して使い続けるものですから、使い心地もこだわってみてください。
自分の好みにあったシミ消し化粧品を選びましょう。
本気でシミを消すなら、基礎化粧品(クレンジング・洗顔・化粧水・乳液)すべてを、同じスキンケアラインで揃えるのがベストですが、いきなり全てを変えるのは難しいですよね。
使い心地のことも考えると、まずは手軽に毎日のお手入れにプラスできる美容液からスタートするのがおすすめ。美容液タイプの多くは、使い心地が滑らかで、程よいしっとり感をがあります。通年使っていても、「物足りない」「付けた後が不快」というリスクが少ないです。また、顔に付けてみて、物足りないといった場合に、化粧水やクリームで補うことができるのも美容液の良いところ。
- シミを消すのに有効な成分が配合されているか
- 成分量が効果が感じられる十分な量かどうかチェック
- 買い続けやすい価格帯
- 安すぎると効果の実感まで時間がかかるかも
- 好みの使い心地のものを選ぶ
- はじめは美容液を取り入れるのがおすすめ
- それでも迷うようなら医薬部外品の化粧品を選ぶ
→ アルブチン・ビタミンC誘導体・ハイドロキノン
→ 有効成分として美白成分が表示された化粧品=シミケア効果が認められている(医薬部外品)
→ できれば4,000円以上のシミを消す化粧品を選ぶ
→ 効果が実感しづらい化粧品を選んでしまうリスクが
→ 使い心地に左右されずに、1年を通して美白化粧品を使い続けるため
→ 付け心地が良いタイプが多い
→ 今使っているスキンケアにプラスしやすい
→ 自分の肌に合うかトライアルキットでお試ししてみるのがおすすめ
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コラム:シミ悩みに肌をゴシゴシはNG
洗顔でメイクを落とす際に、肌をゴシゴシと強く擦ってしまってませんか?強く肌を擦ると炎症が起きたり、強い刺激で活性酸素が発生してしみの要因であるメラニン色素が作り出す原因になります。
これは、NHK総合テレビの有名番組でもある、食・健康・美容・住まいの裏ワザの情報番組「ためしてガッテン」でも話題となりました。
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ポイント2:お肌のターンオーバーの正常化
そもそもターンオーバーとは?
肌の内側で生まれる新しい細胞(角化細胞)は、約4週間をかけて肌の表面を保護するために角層に変化をしながら、上に押し上げられていき、体を外部の刺激から保湿、バリアをして、役目を終えた古い角層は垢やフケとなって剥がれ落ちていきます。
この生まれ変わりのサイクルがターンオーバーです。
ターンオーバーが乱れるのもシミができる原因の1つ
肌の内側を守ろうと、メラノサイトからメラニン色素が分泌されても、通常のターンオーバーのサイクル(約28日周期)であれば、メラニン色素が皮ふ内部に滞留することなく、垢と一緒に排出されます。
30代にもなると、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期は40日にもなると言われています。
- 紫外線
- 加齢
- ストレス
- 生活習慣
ターンオーバーが乱れることで、メラニン色素が排出されずに溜まってしまい色素沈着を起こしてシミになってしまうのです。
シミを消すには、ただ美白化粧品を使うのではなく、ターンオーバーがスムーズにおこなわれるように気をつける必要があります。
ターンオーバー正常化対策
- ◆ 規則正しい生活を心がける
- ◆ ピーリングで古い角質を除去
1.規則正しい生活を心がける
特に、睡眠と食生活を見直してみましょう。
生活の見直し1:睡眠をしっかりと取る
体が肌をもっとも修復してくれる時間帯があるのをご存じの方ですか?肌が1番修復される時間帯は2つあります。
夜22時から深夜2時
1つ目は、ゴールデンタイムと呼ばれる夜22時から深夜2時。この時間帯にしっかり眠ると肌の新陳代謝(ターンオーバー)が活発になり、肌の再生が早くなると言われています。
眠りについてから3時間〜4時間の間
2つ目は、眠りについてから3時間〜4時間の時間帯。仕事などで夜10時に寝ることが難しいと言う方は、眠りの質を高めていき、ターンオーバーの正常化に努めてみてください。
生活の見直し2:シミを消す効果のある食べ物を摂取する
シミを消すことに限らず、美肌を保つには、必要な栄養素をきちんと摂取することが大切。
顔のしみ・そばかすを予防する成分を含んだ食べ物を、朝・昼・晩の食事に取り入れることで、外側からのケアだけでなく、体の内側からケアをしていきましょう。
シミを消すには「抗酸化力」アップの食べ物を
活性酸素とは、体の細胞をサビつかせる悪玉酵素のこと。この酵素はメラニンを作る細胞が活発になる引き金に。また、生活習慣病の9割が活性酸素が原因であるとも言われています。
日常生活を送っていても発生する物質ですが、本来、私達の体は、活性酸素を無力化する、無害に変える機能が備わっています。これが抗酸化力と呼ばれるものです。
積極的に体内の抗酸化力をアップさせる事で、体の内側から若々しさを取り戻すことで、シミを消すのにも繋がります。シミを消したい・増やしたくない方は「抗酸化力」を上げていきましょう。
- ビタミンA…レバー、うなぎ、バター、マーガリン、チーズ、緑黄色野菜、卵
- ビタミンC…赤・黄ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、ゴーヤ
- ビタミンE…植物油、玄米、大豆、落花生、アボガド、カボチャ
- ポリフェノール…ブルーベリー、ゴマ、緑茶、大豆、カカオ
- カロテノイド…かに、鮭、トマト、とうもろこし、ほうれん草
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2.ピーリングで古い角質を除去
ピーリングは酸などの薬液を使って古い角質を取り除き、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促す方法です。
ターンオーバーの周期は、年齢と共に遅くなります。表皮は痩せて薄くなり、死んだ角質細胞の層が厚くなり、顔がくすみます。また、メラニンの排せつ作用が低下し、しみ、くすみが出やすくなります。
ピーリングはメラニン色素の排出も助ける
ピーリングをすることで、肌の代謝がぐんとアップし、古い細胞と新しい細胞の入れ替わりが頻繁になるので、メラニン色素の排出が正常になり、顔のシミを消すことができます。
ピーリングは皮膚科や美容エステで施術を受けられる他に、自宅でできるホームピーリングといお手軽な方法があります。
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ポイント3:シミを消すなら紫外線対策は常に万全に
「シミを消す」のに欠かせないのが紫外線対策。強い日差しに含まれる、目に見えない紫外線を浴びて肌にダメージを受けてしまうと「光老化(こうろうか)」が起こります。
光老化(こうろうか)とは?
光老化とは、歳を重ねる「老化」とは異なり、紫外線による影響で、シミ・しわ・たるみなどが肌に現れる現象のこと。
すっぴん肌で紫外線を浴びれる時間は、真夏で1日3分弱、冬でも1日15分が限界と言われるほど、紫外線がもたらす老化現象は影響が大きいのです。
シミを消すなら日焼け止めはマスト
顔のシミを消すために、日焼け止めクリームは必要なことはわかったけど、日焼け止めやUVカット入り下地に書かれているSPFやPAの見方がわかりません。
日焼け止めのSPF・PAの見方
SPFとは
SPFとはサン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略。日焼けしみ・そばかすタイプのシミの原因となる紫外線B波(UVB)をカットする指標で、数値が大きいほど紫外線B波(UVB)を防ぐ持続効果が長くなる。
◆SPF1=20〜25分(肌の色によっても変わる。)
日焼け止めクリームを使用しない状態に比べて20〜25分日焼けを遅らせるという意味。
PAとは
PAとはプロテクション グレイド オブ UVA(Protection Grade of UVA)の略。紫外線A波(UVA)をカットする指標で、「+」の数が多いほど、紫外線A波(UVA)を防ぐ効果が高くなる。
◆「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階に分けられている。
使用シーンに合わせて日焼け止めを選ぶとベスト
日焼け止めクリームの強さ(SPF・PA)を選ぶ際は、使用する状況に応じて選ぶようにしましょう。
SPF10+程度 | 通勤・通学・買い物などの日常生活の場合 |
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SPF10〜30++ | スポーツや部活・レジャーなど |
SPF30〜50+++以上 | 海水浴やプールなど炎天下で活動する場合 |
- UVカット剤入りの下地
- 日傘
- 日焼け止めサプリ
- 日焼け止めスプレー
- サンバイザー
- UVカットができる女優帽
- パウダーファンデーションの重ね付け
- UVカット機能つきの羽織りもの
- UVカットストール
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皮膚科で治療が必要なシミの対策方法
わたしのシミはどうやらスキンケアでは消すことができないみたいなんですが、皮膚科で受けるシミを消す治療はどんなものがありますか?痛みや費用、通院回数が気になります。
そばかすや脂漏性角化症(老人イボ)、花弁状色素斑などの顔のシミは、自力でシミを消すことが難しいケースが多く、外用薬、内服薬ではなく、レーザーや光治療などをおこなう必要があります。これらのシミを消すには、医師判断のもと、症状に合わせて治療を進めていくのが確実です。カウンセリング時に、料金面もしっかり説明を受けてから治療を検討するようにしましょう。
皮膚科や美容クリニックでシミを消す治療方法
皮膚科、美容クリニックなどで受けられる治療方法は主に5種類の施術です。
- シミ取りレーザー
- 光治療(IPL治療)
- ケミカルピーリング
- イオン導入
- 内服薬・外用薬を処方してもらう
皮膚科でシミを消すのに保険は適用される?
加齢、紫外線が原因とされるシミは、美容が目的とされることから、自由診療となり、基本的には保険適用外のため全額自己負担です。
品川クリニック、湘南美容外科などの美容クリニックより、街中にある皮膚科の方が、若干ではありますが料金が安い傾向にあります。その代わり、美容クリニックは、美容専門の医院ならではのお得なセットコースやキャンペーンを頻繁に行っているのが利点です。
近所の皮膚科・美容クリニックを探してみる
◆近くの美容皮膚科を探してみる
◆近くの美容クリニックを探してみる
(Google Mapsのアプリが開きます)
シミ消し治療別の費用・痛み・施術後について
各治療方法の中でも、施術に使用する機材が異なるため施術名も変わります。
シミ取りレーザー
シミ取りレーザーは、特殊な装置で発生させた光でしみを照射する施術。若干の痛みはあるものの、我慢できるレベル。施術中に痛みに耐えられない人は、表面麻酔をしてもらえる。シミを消すレーザーで代表的なシミ取りレーザーは下記のとおり。
シミ取りレーザーで用いられるレーザー機器
◆QスイッチYAGレーザー
1064m*532mの長い波長のレーザーで、皮膚内の黒い色だけに反応して破壊する。健康な組織は傷つけないので、少ない回数で治療できる。
◆Qスイッチルビーレーザー
強力なルビーレーザーがメラニン色素に反応し破壊する。YAGレーザーの方が波長は長いので奥深くにあるメラニンまで届く。シミを消すレーザーは傷跡を残すことなく、治療が可能。
◆レーザートーニング
微弱な強さのレーザーを照射することで表皮に近いメラニン色素を破壊。肝斑の治療に使われることが多い。
◆炭酸ガスレーザー
皮ふから盛り上がったシミ(脂漏性角化症)使われることが多いレーザー。レーザー光で組織を蒸散または炭化させてシミを消す。局部麻酔をするので痛みはほぼない。
費用 | 頬の場合、5mm以内で5,000円程度、1cm以内で10,000円。
※複数のシミの治療を希望の場合は、箇所ごとに料金が発生する。 |
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治療回数 | 使用するレーザーによって照射レベルの強さが異なるのでまちまち。 |
痛み | 輪ゴムで肌を弾かれた時の痛み。(人によってはヒリヒリ感がある) |
回復期間(ダウンタイム) | 7〜10日以内は好転反応でニキビが出ることがある。
また、治療後は乾燥、紫外線対策を普段以上に気を使う必要がある。 |
ダウンタイムとは、治療してから痛みや腫れ、かさぶたなどからお肌が回復するまでの期間の事。この期間は治療した部位に外部から刺激を与えないようにテープ(保護テープ)を貼り、お肌を休ませます。ダウンタイムは顔のシミの状態や体質によっても変わりますので、担当医に確認するようにしましょう。
光治療(IPL治療)
部分的に治療するレーザー治療に比べてフォトフェイシャルは、顔全体に光を照射してシミを消す治療をしていく方法。シワや赤ら顔など、「シミを消す」だけではなく、様々なトラブルに1度に対応できるのが特徴。
費用 | 1回7,500円〜20,000円程度。
※医院によって料金、照射範囲が異なることが多い。 |
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治療回数 | 5〜6回、治療を繰り返す必要がある。
※続けていくことで、しみ以外にも毛穴やハリにも効果がある。 |
痛み | 輪ゴムで肌を弾かれた時の痛み。(人によってはヒリヒリ感がある) |
回復期間(ダウンタイム) | 術後赤みが生じる人もいるのでクールダウンをすることがある。
治療後すぐの化粧、お風呂、スキンケアもOK、外部の刺激に弱いので紫外線は要注意。 |
ケミカルピーリング
シミが気になる箇所を含めて、肌に薬剤を塗り、皮膚の古い角質を取り除き、新しい皮膚の再生を促す治療法。古い角質を取り除く事で肌のターンオーバーが活性化。シミ・シワ・たるみ・毛穴などに有効。炎症性色素班のシミを消す治療などに用いられる。
費用 | 1回6,000円〜11,000円(サリチル酸)・15,800円(乳酸)
(平均6〜8回 その後も維持するには定期的に施術する必要がある) |
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治療回数 | ターンオーバーの乱れ、年齢、肌のコンディションによって回数はまちまちだが、
一般的には2週間に1度、合計5回通う |
痛み | ピーリング剤塗布後にピリピリした痛みやかゆみ2〜3分ほどある。 |
回復期間(ダウンタイム) | ケミカルピーリング後は角質が薄い状態のためダメージを受けやすい。
術後1週間NG:パック、垢すり、マッサージ、顔そり、脱毛 |
イオン導入
イオン導入とは皮ふから吸収しにくい成分(ビタミンC・トラネキサム酸)を微弱な電流を流してイオン化させて、肌の奥まっで浸透させる治療方法。ビタミンC、プラセンタ配合の化粧水を、ただパッティングするだけよりも医療機器によって、イオン化された成分の方が、浸透率が遥かに高い。
費用 | 3,000円〜10,000円/1回
※回数や使用する成分によって料金が異なる |
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治療回数 | 2週間に1度。ケミカルピーリングと一緒に施術をすると効果的。 |
痛み | 痛みはほぼない。軽いムズムズ感を感じる程度。 |
回復期間(ダウンタイム) | 施術後のダウンタイムは不要。通常通りメイクをして帰宅ができる。 |
内服薬
医師にシミに効くお薬を処方してもらい、内側から治療する。シミを消す治療として処方される内服薬は、副作用がほとんどなく、手軽に自宅でしみの予防、治療ができるのがポイント。
皮膚科でレーザー治療、光治療などの外科的治療の効果を長持ちさせるためにも処方される。
シミ治療で処方される一般的な内服薬
- L-システイン...メラニン色素の生成を抑える(ハイチオール)
- ビタミンC(シナール)...抗酸化作用を持つ
- ビタミンE(ユベラ)...肌の代謝を整える(ターンオーバー正常化)
- トランサミン...メラニンの黒い色素を沈着させない
- トラネキサム酸...肝斑(かんぱん)治療の際に処方される
費用 | 1,000円〜2,000円程度/1種類・約1ヶ月分
※内服薬は複数の薬を処方されるケースが多い |
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治療回数 | 1ヶ月に1度、薬をもらうための通院が必要。
※シミの濃さや大きさ、皮ふのコンディションにもよるが |
痛み | 痛みはないが、薬の服用なので、他の薬を飲んでいる、妊娠をしている等の場合は、
医師と相談して副作用のリスクが無いか確認をすること。 |
回復期間(ダウンタイム) | 内服薬のためなし |
外用薬(塗り薬)
シミの部分に処方された塗り薬を塗ってシミを消す。
シミ治療で処方される一般的な外用薬(塗り薬)
- ハイドロキノンクリーム...「肌の漂白剤」とも呼ばれる、できてしまったシミを消す美白剤
- トレチノイン...肌表面の深い層にあるメラニン色素を外に出す働き。ハイドロキノンクリームと一緒に処方されることが多い
- レチノイン酸ゲル...ターンオーバーを正常化。肌の状況に応じて濃度を決めて処方される
- ルミキシル...メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼの働きを抑える美白クリーム
費用 | 3,000円〜5,000円/5〜10g(約1ヶ月分) |
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治療回数 | 1ヶ月に1度、薬を処方してもらうのに通院する。
※内服薬と同じで、シミの濃さや大きさ、皮ふのコンディションにもよる。 |
痛み | 痛みはないが、塗り薬の濃度と肌の状況によって、一時的にヒリヒリしたり炎症を起こしたりするケースも。赤みや刺激が強いと感じる場合は使用を中止して、医師に相談をする。
ハイドロキノンクリームでシミを消す治療をしている間は、紫外線、環境による肌へのダメージを受けやすい状態なので、UVカット対策は徹底しておこなう必要がある。 |
回復期間(ダウンタイム) | 塗り薬のためなし |
シミ取りレーザー等の治療で失敗しないために
レーザー治療や光治療を始める時に、痛みと同じくらい不安なのが失敗しないかどうか。シミを消すためにレーザー治療をしたのに失敗をしたと感じている人案外多いので、失敗例別で原因と解決策をご紹介します。
シミを消すはずが逆に濃くなってしまった
レーザーを照射してもらった部分が、次第に濃くなってきてしまいました。1週間〜3週間で施術箇所のかさぶたが取れて、皮ふが薄いピンクになってくるとカウンセリングを受けましたが、以前よりも濃いシミになったまま残っています・・
1.シミ取りレーザー後の炎症が赤黒いまま引かない
シミ取りレーザーをしたあとは、メラニン色素の破壊に伴い、皮膚に多少の炎症が残ります。人によっては、炎症が長引いたり、赤みが通常よりも強く出てしまい、シミのように見えてしまう事があります。
炎症が人よりも強い、長引いているのであれば、施術箇所はだんだんと赤みが引いてきて薄くなり、シミも消えると思います。レーザー治療後の経過は人によって異なるので、1ヶ月以上、しみが濃いままであれば、医師への相談をおすすめします。
2.治療後のケアのために塗り薬を使っていない
消したいシミの色の濃さや、シミの範囲、医師の判断によって治療方針は異なります。治療後のアフターケアとして、ハイドロキノンクリームを処方されていない、または、処方してもらったのにきちんと塗っていないと、施術後のケアが不十分でシミが濃くなってしまうケースもあるようです。
術後のトラブルを回避するために、シミ取りレーザーと併せて、外用薬治療をしたい旨をお医者さんに相談をしてみましょう。
※ハイドロキノンクリームを使用する際も紫外線対策は必ずおこないましょう。ハイドロキノンのその他注意点はこちらから
3.施術後のスキンケアや紫外線対策が不十分だった
シミ取りレーザー後も、メラニン色素を生成する細胞は生きているので、施術後、スキンケアを怠っていたり、UVカット対策が不十分で、敏感になっている時に紫外線を浴びてしまい、シミが濃くなってしまった可能性が考えられます。
シミ取りレーザーやケミカルピーリング、塗り薬としてハイドロキノンクリームを使用している場合は、普段以上にスキンケア、紫外線対策は入念におこなう必要があります。シミの再発を予防するためにも、日頃の自分でおこなうシミケアは丁寧を心がけてください。
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シミに関する基礎知識
そもそもシミの原因とは?
シミの1番の敵は「紫外線」
シミができる大きな原因の1つが紫外線。肌は紫外線を浴びると、防御機能が働き、ダメージから身を守るために、メラノサイト(別名色素形成細胞)という細胞がメラニン色素を作ります。
通常、このメラニンは、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)によって排出されるのでシミとなって残ることはありませんが、紫外線をたくさん浴びると、過剰にメラニンが分泌されて排出しきれなくなり、過剰に分泌されたメラニンは皮フの内側に溜まり色素沈着(シミ)を引き起こします。
目から入る紫外線もシミに?!その他のシミができる原因
目から入ってきた場合の紫外線は、肌で受けた紫外線よりもシミを作り出しやすくなります。また、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどがあげられ、ストレスや睡眠不足で生活習慣が乱れてくると肌が老化しやすくなり、シミができやすい肌に。
ニキビ跡がそのままシミになることも
ニキビなどで炎症が起きるとメラノサイト(シミの原因)が刺激を受け、大量のメラニンが作り出されて全て排出できなくなり、ます。そのため、ニキビなどによって肌にできた炎症の跡が消すことができずにシミとなる場合もあります。
生活習慣の乱れはシミを始めとする老化を招く
肌を再生は、夜寝ている間にしか行なわれません。つまり、シミを消すためには睡眠不足は解消しないといけない第一ハードルです。
夜更かしをすると、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルが乱れ、古くなった汚れた角質が肌にくっ付いたままの状態になり、シミやニキビの原因に。(炎症性色素沈着と言います)シミを消すにも、きれいな肌を保つためにも睡眠は大切なのです。
シミの種類について
シミといっても様々な種類があります。自分のシミがどの種類にあたるのかによって、予防方法や対処法も変わってくるので自分のシミの種類と原因を知って適切な対応を取ることが、シミを消すための第一歩です。
自力で消すことができるシミ
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
シミの中でも一番多いのがこの老人性色素斑。このタイプのシミは、紫外線の影響が主な原因で、最初は小さな薄い茶色いシミだが、徐々に大きくなり色も濃くなっていく事も・・・。大きくなってしまったシミはレーザー治療などで消す事ができる。できてしまったシミでも最近目立ち始めた小さなものであれば、シミを消すのに有効な成分配合のスキンケアで改善することも可能。
肝斑(かんぱん)
頬骨の部分にもやっとしたシミが左右対称に広がった状態が肝斑。鼻の下や口の周り、おでこにできる事も。肝斑は女性ホルモンのバランスの崩れが原因で、妊娠中や更年期にできやすいと言われている。また、このタイプのシミは、逆に50代後半以降になると薄くなったり、人によっては消えることもあります。肝斑には内服薬のトラネキサム酸の成分が有効。数か月服用するとシミを消すことができる可能性も。
炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
ニキビ跡やかぶれ、傷などが原因で肌が茶色くシミになってしまった状態が炎症後色素沈着。(蚊に刺された部分を茶色く残ってしまったものも同様)また、アトピー性皮膚炎の方の肌が色素沈着してしまっているのもこのタイプのシミ。炎症後色素沈着は時間がたてば消えることもありますが、紫外線を浴びて日焼けをすると残ってしまうので注意が必要。炎症後色素沈着のシミを治療で消すことは可能ですが、かなりの時間を要することは覚悟しましょう。
摩擦黒皮症(まさつこくひしょう)
皮膚が繰り返し摩擦の刺激を受けると、メラニン色素が生成され色素沈着を起こした状態が摩擦黒皮症。入浴時にナイロンタオルでゴシゴシと擦っているシミを消したい方は要注意。またキツイ下着の締め付けでビキニラインが擦れて黒ずんでしまう事も。このタイプのシミの注意点は、摩擦が起こらないように気を付けること。摩擦黒皮症のシミを消すには2年〜3年ほどの時間がかかる。
皮膚科での治療が必要なシミ
雀卵斑(そばかす)
鼻を中心に、左右の頬に散らばるようにできる小さなシミは雀卵斑(正式名称)で通称そばかす。そばかすは遺伝によって発生することが多いと言われおり、顔以外の部位だと、肩や背中などに発症するケースが多い。このタイプのシミは、紫外線を浴びると色が濃くなるので紫外線対策が重要。そばかすのシミはレーザー治療で消すことはできるが、再発する可能性も。
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
別名「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」や「老人いぼ」とも呼ばれています。紫外線の多く当たる部位にできやすく、しみがイボのように少し盛り上がった状態になります。褐色や黒色で数ミリから2〜3p程の大きさになるとされている。自然に消すことはできないので、治療はレーザーか液体窒素による凍結療法などがある。
花弁状色素斑(かべんじょうしきそはん)
海やプールなどで強い紫外線を浴び、日焼けをしてしまった後に肩や背中にできるシミで、花びらのようなような形をしている花弁状色素斑(光線性花弁状色素斑)。色白で日焼けをすると肌が赤くなる人にできやすいシミ。しっかりとした紫外線対策をすることが大切。花弁状色素斑のシミを消すにはレーザー治療で消すことが可能。
シミを消す有効成分について
シミを消す成分は種類によって効果が異なる
シミを消すのに効果・効能が認められている成分は下記に一覧化しておきますが、「シミへの効き方」は成分によってアプローチ方法がいくつかあります。
- 伝達物質へ働きかけてメラニンを作らせない
- 炎症を沈めてメラニンを作らせない
- メラニン色素を色味のない別の物質に分解(還元効果)
◆医薬部外品の成分・・メラニンを作らせない働きをするものが多い
◆還元効果を持つ成分・・医薬部外品ではないが医師が処方をするハイドロキノンが有名
ハイドロキノンクリームの使用を検討している方へ
できてしまった顔のシミを消すのに有効な「還元効果」、肌の漂白剤とも言われている「ハイドロキノン」ですが、シミを消すために、ハイドロキノンクリームや、処方薬の使用を検討している方は、注意点を含めて、一度チェックをしてみてください。
厚生労働省がシミへの効果を認めた医薬部外品成分一覧
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間にあたるもので、厚生労働省が許可した「効果に有効な成分」が定められた量を配合されています。
医薬品のような強い作用ではなく緩やかに作用し、主に予防として使われます。シミの種類によっては、薄くする(消す)効果のある成分もあります。
医薬部外品の中でも代表的な成分
- ・アルブチン
- ・ビタミンC誘導体
コケモモから抽出された成分で、ハイドロキノンとブドウ糖が結びついたもの。チロシナーゼの働きを抑制し、シミを予防。
ビタミンCを肌に吸収しやすい状態に変えたものでチロシナーゼの働きを抑制し、シミを予防したり、抗酸化作用や老化現象、ニキビの炎症を抑える。
その他有名な医薬部外品の成分
- ・エラグ酸
- ・ルシノール
- ・プラセンタエキス
- ・カモミラET
- ・トラネキサム酸
- ・t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)
- ・リノール酸
- ・油溶性天草エキス(グラブリジン)
イチゴやザクロなどに含まれる天然のポリフェノール、チロシナーゼの働きを抑制し、シミを予防。
北欧のモミの木を参考に生まれた成分。チロシナーゼの働きを抑制し、シミを予防。
動物の胎盤から抽出したエキス。チロシナーゼを抑制し、シミを予防。保湿・若返りの効果も。
カモミール(西洋カミツレ)から抽出された成分、エンドセリンの働きを抑制、抗炎症作用の効果。
メラニン色素の生成にかかわる表皮伝達物質の一つであるプロスタグランジンを抑制。主に肝斑の治療に使われる。
資生堂が開発した美白成分。メラニン色素の生成にかかわる表皮伝達物質の一つであるプロスタグランジンを抑制。
紅花油・オリーブオイル・グレープシードオイルなどの植物油から抽出されたもの。体内では生成する事のできない脂肪酸のため「必須脂肪酸」と呼ばれ、チロシナーゼの量を減らす効果がある。
天草マメ科の植物の漢方薬から抽出した、フラボノイドを主体とした油溶性の植物エキスの成分で、チロシナーゼの抑制と消炎作用があり、肌が弱い人でも使いやすく、スキンケアで消せるタイプのシミを消す治療に用いられている。
上記以外にも、コウジ酸・4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)・エナジーシングルAMP・マグノリグナン・D-メラノ・ロドデノール・TXCなどの美白成分が医薬部外品に使われています。
※チロシナーゼとは…メラニン色素が作られる際に働く酵素の事でこのチロシナーゼという酵素を抑制し、シミを防ぐ事ができます。
※エンドセリン…紫外線が表皮細胞に当たると、表皮細胞からエンドセリンという情報伝達物質が分泌されます。
医師がシミを消すために処方する「ハイドロキノンクリーム」
ハイドロキノンクリームの特徴
ハイドロキノンは、医薬部外品ではありませんが、シミを消すのに有効とされている多くの成分の中でもメラニンの還元効果が高いとされている成分です。
米国では、シミを消すスキンケアとして主流の美白剤で、日本国内では、規制緩和がおこなわれた2001年以降から2%までの配合制限付きで化粧品への使用が許可されました。
色素を淡色化させ、細胞内に溜まった色素を、無色の別の物質に変える作用。
ハイドロキノンの効果
肌の漂白剤とも言われていて、シミの予防を促す成分である「アルブチン」の約10〜100倍の美白効果を持つとも言われています。また、シミの原因であるメラニン色素を作る細胞である、メラノサイトの数を少なくする作用も持ち合わせています。
ハイドロキノンクリームは医師がシミ治療で処方するお薬
ハイドロキノンは、顔にできてしまったシミ・ニキビ跡、やけど跡などの色素沈着を消す(治療)に適切であるとされ、皮フ科、美容クリニックで処方してもらうことができます。
医師が取り扱うハイドロキノンは、5%以上という高濃度で処方をしてもらうことができます。料金は5g(約1ヶ月分)で平均4,000円〜5,000円程度です。
ハイドロキノンクリームを使う時の注意点
ハイドロキノンは、正しく使えば、副作用は少ない安全性は比較的高いお薬です。
昨今では、顔のシミを消す効果が高いと、個人輸入のハイドロキノンクリーム(トレチノインとのセット販売もあるそうですが)を購入して、知識を持たずに使ってしまい、肌トラブルの被害にあう女性も多いです。高濃度のハイドロキノンは、医師の判断の元、正しい使い方をレクチャーしてもらいながら、シミを消すために使うようにしましょう。
ハイドロキノン配合のシミを消す化粧品を現在使っていて、皮膚科で処方されたハイドロキノンクリームを併用する場合も、トータルの配合率が上がってしまう事が考えられるので、医師に相談をするようにしましょう。
◆医師が処方するハイドロキノンクリームの使用期限
→ 成分が壊れず、変化しない、1ヶ月程度で使い切る。
◆ハイドロキノン配合化粧品クリームの使用期限
→ 2〜3ヶ月以内に使用するように心がける。
◆ハイドロキノンクリームの継続的な使用
ハイドロキノンクリームは継続的な使用により、肌に耐性ができてしまいシミを消す効果が薄れることが分かっています。3ヶ月間使ってみて、シミに効いていない場合は、自身の肌に合わなかったとして、一度使用するのをやめた方がいいです。
ハイドロキノンは、熱や光、紫外線によって変化しやすい弱点があります。
◆医師が処方するハイドロキノンクリームの保管場所
→ 冷蔵庫で保管する。
◆ハイドロキノン配合化粧品クリームの保管場所
→ 日のあたらない涼しい場所。
ハイドロキノンクリームの使用期間中は、必ず日焼け止めなどで紫外線対策をしましょう。
顔のシミを消す効果は高い分、デリケートな成分で紫外線により変化しやすい弱点があります。日中浴びる紫外線が肌へ刺激をもたらし、逆にシミを濃くする可能性があります。
また、熱、光に弱いので、どうしても、日常的に日差しを浴びてしまうのであれば、夜のみの使用をおすすめします。
シミを消すことができるのに厚生労働省で認可されない理由は?
ハイドロキノンクリームは、できてしまったシミに対して、しみを薄く(消す)効果があるとされているのに、厚生労働省に美白効果への認可を受けていない理由は、その確かな効果故に、正しい使用方法を守らないと肌トラブルを招く可能性が残っているからです。
先程上げた、アルブチン、ビタミンC誘導体、プラセンタエキスなどの、美白の効果を有する成分と厚生労働省に認可されている成分は、以下のような効果があるとされています。
◆医薬部外品成分の主な効果効能
- シミの原因となる活性酸素を抑える
- チロシナーゼの活性化を防ぐ
- メラニンの生成を抑える
これらの認可された成分は、シミを作らないように働きかけつつ、肌の生まれ変わる(ターンオーバー)ときに溜まったメラニン色素を排出し、シミを薄くしていくので、シミに対するアプローチ、効き目は緩やかになります。
緩やかな働きにさせることで、人の皮ふに対しての安全性が保たれており、、厚生労働省が美白効果をもたらす医薬部外品として認可をしています。これが、ハイドロキノンと医薬部外品成分の決定的な違いです。
ハイドロキノンは化粧品クリームの配合濃度であれば安全に使用できる
ハイドロキノンの化粧品クリームへの配合率は、
2%までと規制が掛かっているので、刺激が少ないので、安全にお使いいただけます。
ただし、シミを消す効能が強い分、敏感肌、季節の変わり目等で、肌の調子が良くない状態で使用すると、炎症や赤みが出てしまうこともあります。
ハイドロキノン配合のシミを消すクリームや美容液、化粧水を使ってみたい方は、お試しセットを買ってみて、パッチテストをおこない肌に問題がないことを確認してから使うようにするのがベストです。
その他のシミを消す対策
馬油を使う
特徴
馬油は、昔からやけど傷に効くとされており、肌に使用することによって熱を取り除き、炎症を抑える効果でメラニン色素の生成を抑制します。
効果
馬油は血行をよくする効果があるので、新陳代謝を促してくれて肌の再生のサポートをしてくれます。抗酸化作用の効果もあり、メラニン色素の生成も抑え、しみの発生を抑制します。
また、浸透力が高く、毎日のスキンケアの前に馬油を肌に塗ることで、その後に使うスキンケアアイテムの効果を高めてくれる相乗効果も持っています。
顔のシミを消すために漢方薬で体質から改善
顔のシミを消すためには、体の外側だけではなく、内側からも改善したい。でも、体にやさしいものを使いたい。そんな方は漢方薬を試してみてはいかがでしょうか?
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)
- 加味逍遥散(かみしょうようさん)
- 当帰飲子(とうきいんし)
- 桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん)
- 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
→ 肝斑におすすめ
→ 日光シミ・肝斑におすすめ
→ 顔のくすみや目のクマにも効果あり
→ 日光シミ・肝斑におすすめ
→ 血行を促進させターンオーバーが活発に
→ 炎症を抑える
→ 炎症後色素沈着におすすめ
→ かゆみや炎症による色素沈着を防ぐ
→ 日光シミ・肝斑におすすめ
→ 血行を促進させターンオーバーが活発に
→ 肌トラブル全般に働きかける
【詳細は下記のページでまとめています】
【プチプラ】ドラッグストアなど市販で買えるシミを消す化粧品
できてしまったシミを自宅で気軽にケアしたいけど、シミに効果があるって書いてある化粧品って沢山あってどれを選んでいいのかわかりません。
市販のシミを消すクリームはメーカーの企業努力もあり、プチプラ価格で良い商品も多数あります。まずは気軽にシミケアを始めてみてはいかがでしょうか?どれもお近くのドラッグストアや薬局、量販店で購入できる製品をご紹介します。
小林製薬 ケシミンクリーム
ケシミンクリームはシミを消すのに効果のある、ビタミンC誘導体を配合したシミ対策のクリーム。ビタミンC誘導体が角質層までじっくり浸透し、メラニンの生成を抑える。血行を促進するビタミンEや独自の保湿成分のバージニアホワイトが透明感のある肌に。販売元が製薬会社なのも安心感がある。
美白成分 | 価格 |
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ビタミンC誘導体 |
1,800円(税別) |
無印良品 敏感肌用薬用美白美容液
岩手県釜石の天然水を使った敏感肌の人でも安心して使えるシミ用の美容液。美白有効成分ビタミンC誘導体を配合し、しみ・そばかすを防ぐ。無着色・無香料・無鉱物油・アルコール、パラベンフリー。1400円(税別)とお手頃価格。
美白成分 | 価格 |
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ビタミンC誘導体 |
1,400円(税込) |
ROHTO メラノCC
活性型ビタミンCと、ビタミンE誘導体のWビタミンを配合した、集中対策のシミを消す美容液。Wビタミンがメラニンの生成を抑えシミ、そばかすを防ぎ、さらに殺菌&抗炎症成分配合なのでニキビ跡(炎症後色素沈着シミ)を予防。
美白成分 | 価格 |
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活性型ビタミンC |
1,180円(税別) |
海外でおすすめのシミを消す化粧品
海外のメーカーも、シミを消す対策に効果の高い化粧品を多数販売しています。高級ブランドだけあって、値段も若干お高めですが、口コミでの評価も結構高め。お財布に余裕がある方はチェックしてみてください^^
ランコム ブラン エクスペール ダームクリスタル セラム
ランコム独自の美白成分ダームアクチルEXを配合した美白美容液。メラニンの生成を抑え、顔のくすみや色ムラ、しみに直接アプローチすると共に、光の反射を強化する「クリスタル美白」テクノロジーでツヤのある、でみずみずしい肌へと導く。
美白成分 | 価格 |
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ダークアクチルEX |
11,000円(税別) |
クリニーク イーブンベターダブルブライトセラム
クリニーク独自の成分CL302複合体配合した「攻め」の白い美容液と、乾燥などの肌トラブルから玉露エキスを配合した「守る」グリーンの美容液が使う毎にフレッシュに混ぜ合わさり、お肌へ徹底的にアプローチ。顔のくすみや色ムラができにくい肌へ整える。
美白成分 | 価格 |
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CL302複合体 |
13,500円(税別) |
シャネル ル ブラン セラム HLC
メラニンの生成を抑制するシャネル独自の美白有効成分TXCと、うるおいと透明感をもたらすウメフラワーエキス、黄くすみを改善する2yearsパールエキスを配合した美容液。顔にできてしまったシミを目立たなくなるよう消すので、肌本来の健康的な白さに導きます。また、基底層に潜むシミ予備軍にもアプローチ。
美白成分 | 価格 |
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TXC |
16,000円(税別) |
【関連記事】デパコス化粧品を価格別で厳選して紹介
シミを消すための手作りスキンケア化粧品
顔のシミは気になるけど、スキンケアにあまりお金がかけられない。
家庭によくある材料で手作りのシミ対策スキンケアをしてみてはいかがでしょうか?作り方も簡単ですし、材料もスーパーや楽天、Amazonなどのネット通販サイトで簡単に揃えられます。顔のシミを消す効果的な手作りスキンケア化粧品をいくつかご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
豆乳ローション
豆乳ローションの材料
- 無調整豆乳…500ml
- レモン…2個
- 消毒用アルコール…60ml
豆乳ローションの作り方
- 豆乳を鍋に入れ、弱火にかける。温度が高すぎると成分が破壊されてしまうので注意が必要。
- 表面に膜がはらないように気を付け、60度くらいになったらレモンを絞って入れる。(100mlくらい)
- 弱火のままゆっくりとかき混ぜ、固まりかけたら火を止め、消毒用アルコールを加えてさらにかき混ぜる。
- 熱いうちにキッチンペーパーなどの敷いたザルで越して、冷めたら完成。
豆乳ローションの効果
豆乳ローションは、肌の血行を良くし、新陳代謝を促し、メラニン色素の発生を防止してくれます。
顔のシミは、ホルモンバランスの乱れでできる場合もあるとされており、女性ホルモンに似ている、イソフラボンが肌に直接働きかけてくれて、シミの改善をサポート。
豆乳ローションはシミを消すためのサポートだけではなく、抑毛効果があると言われているので、ムダ毛を綺麗に処理したい人にもオススメ。
豆乳ローションの効果的な成分
サポニン、大豆イソフラボン、ビタミンC
ハチミツ洗顔
ハチミツ洗顔の材料
- はちみつ
- ティーンスプーン
- 洗顔料(いつも使っているものでOK)
- 泡立てネット(なくてもOK)
はちみつ洗顔のやり方
- 石鹸でしっかりと手を洗う。
- 洗顔料をたっぷりと泡立てる。(泡立てネットを使うと楽に泡立てられる)
- しっかりと泡立てた洗顔料にティーンスプーン1杯のはちみつを加える。
- はちみつ入りの泡を顔になじませ、円を描くようにやさしく洗う。
- 泡が残らないようにしっかりとすすぐ。
はちみつ洗顔の効果
洗顔料にはちみつをプラスすることで、保湿力アップが期待できます。古い角質などを落とす効果もあるので肌のターンオーバーが整い、シミの元のメラニンの排出を促し、徐々にシミを薄くし、最終的に消す働きがあります。また殺菌作用もあるのでニキビ予防にも効果的。
→ はちみつ入りの洗顔をがおすすめ。
パッチテストを行うことをおすすめします。腫れやかゆみ、赤みなどが出ない事を確認してからはちみつ洗顔を行うようにしましょう。
はちみつ洗顔の効果的な成分
ビタミンC、ビタミンB群、ミネラル、ポリフェノール、酵素
緑茶パック
緑茶パックの材料
- 緑茶
- 小麦粉(緑茶1に対して小麦粉は2)
- 水(ミネラルウォーターがおすすめ)
緑茶パックの作り方
- 緑茶をミキサーやすり鉢を使って粉末状にする。
- 小麦粉と粉末状にした緑茶を混ぜる。
- 小麦粉と緑茶が良く混ざったら、水を少しづつ加えていく。
- ダマにならないよう丁寧に混ぜ合わせ、耳たぶ程度の柔らかさになったらOK
- 顔にまんべんなく塗って5〜10分ほどたったら、丁寧に洗い流す。
※粉末状のお茶をつかってもOK!
緑茶パックの効果
緑茶にはカテキンが含まれおり、カテキンの活性酵素を除去する抗酸化作用が、シワ・たるみなどのエイジングが気になる年齢肌の悩みに弾力を取り戻す効果があります。殺菌作用があるのでニキビ対策、ニキビ跡からできてしまうシミにも有効。また、カテキンにはビタミンCが豊富に含まれているので、カテキンとの相乗効果で、日焼けによるしみ・そばかすを抑制して、顔のシミを消す効果も期待できます。
緑茶パックは小麦粉を使うので、小麦アレルギーの方は注意が必要です。必ずパッチテストで肌に問題がないか確認した上で顔のパックをするようにしてください。また、作り置きはNG。作ったら1回で使いきるようにしましょう。
緑茶パックの効果的な成分
カテキン、テアニン、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、サポニン、クロロフィル、ミネラル
緑茶化粧水
緑茶パックの材料
緑茶…100ml
グリセリン…10ml
エタノール…5ml
緑茶化粧水の作り方
- 熱いお湯でお茶を入れる。
- 緑茶が冷めたら、グリセリンとエタノールを入れる。
- 容器に入れ、良く混ぜたら冷蔵庫で保存。
緑茶パックの効果
緑茶に含まれるカテキンが活性酵素の働きを抑え、メラニンの生成を抑制。殺菌作用もあるので、ニキビ悩みにも。また、レモンの4倍も含まれているビタミンCやクロロフィルやタンニンがお肌のターンオーバーを促し、顔のシミを消す働きをサポートしてくれます。しみに限らず、そばかす、顔のくすみなどにも効果的です。
作った緑茶化粧水はあまり日持ちしないので、必ず冷蔵庫で保管し、1週間以内に使い切るようにしましょう。
緑茶化粧水の効果的な成分
カテキン、テアニン、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、サポニン、クロロフィル、ミネラル
シミ・そばかすを消したいとお悩みの口コミ&体験談
若い頃の日焼けブームにのってしまい、日焼け対策なんて事はまったく考えず肌を焼いてしまいました。まさか自分にシミができるなんて当時の私は考えもせず。そのツケがきて年々シミが増えてしまっている状態に。新しいシミを見つけるたびに若い頃の自分を引っ叩いてやりたい。できてしまったシミを消すのはものすごい苦労が伴い、だからこそ予防対策が必要だということを実感。今からできる事はなんでもやろうと思っていて、スキンケアは必ずシミを消すのに有効なものが入っているものを選ぶようにしています。できてしまったシミを消して、若い頃の自分を責めずに済むように透き通った肌が今の目標。これ以上シミを増やさないようシミを消す努力は怠りません!シミ用クリームをいつもカバンに入れています。
子育てをしていると、やはり外に出る事が多くなりうっかり日焼け止めを塗り忘れてしまう。帽子をかぶっているから大丈夫かと、それでは甘く、だめだったようで、ぽつぽつとシミが出はじめてしまいました。最初は小さく気にならない程度のシミだったのに、徐々に大きくり目立つように。シミを消したいと、慌ててシミ・そばかすに効果のあるといわれているシミ消しクリームを使いはじめても、そんな簡単には消えません。できてしまったシミを消すことがこんなに大変だとは・・・。もっと早くにシミ対策をしておけばよかったと後悔。今では日焼け止めクリームをしっかりと塗り、美白効果のあるシミ用クリームを欠かさず塗ってシミ予防。シミを消すためにできることは何でも試していきたいな。
学生の頃にテニス部に所属していました。屋外でやる事が多いスポーツなので日焼けはそれなりに気にしていたので日焼け止めクリームは塗るようにはしてたつもり。それでも対策が足りなかったようでそばかすのような小さいシミが!日焼け止めクリームを塗って安心していましたが日焼け止めクリームの選び方を理解していませんでした。そのあとのスキンケアもシミを消したい今となってはまるでなってない間違えた方法で。シーンに応じた日焼け止めクリーム選びと、その後のスキンケア、この2つをきちんとしていればシミに悩むことはなかったのに。シミを消すために良いとされている事を色々と試しているものの、シミを消すまで至っていません。ちょっとお金がかかりますがレーザー治療でシミを消すことができるならやってみたい、少しでも早くこのシミを消したいな。