妊娠中のシミは消えるの？
妊娠中のシミは消す事ができるのか不安になりますよね。
よく「妊娠中にできたシミは妊娠期、出産期のホルモンバランスが原因だから出産後に消える」と言われますが、放置するとシミが残ったままなんてこともあります。
産後に消えるシミと消えないシミ
出産後に消えるシミ
出産後に消えるシミは、ホルモンバランスが原因でできたシミです。
妊娠中は、メラニン色素の分泌を活発にする作用の女性ホルモンが多く分泌されます。
これは一時的なもので、産後のホルモンバランスの安定するのと、ターンオーバーによって、半年から一年でシミは消えると言われています。
出産後に消えないシミ
出産してしばらく経っても消えないシミは、ホルモンバランスに加えて、紫外線などの外的原因でできたシミです。
妊娠によってメラニン色素が溜まりやすくなった体内環境に、紫外線などの刺激が加わり、メラニンが層のような状態になっていくと、産後にターンオーバーが正常に安定しても消えにくくなってしまいます。
これが、産後に消えるシミと消えないシミの違いです。
妊娠中にシミが濃くなったのはなぜ？
妊娠をしている期間にシミが濃くなる原因は、ハッキリとした因果関係はまだ研究段階だそうですが、女性ホルモンの影響だと言われています。
女性は妊娠をすると、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という２つの女性ホルモンの分泌が活発になります。その内の「プロゲステロン」は、メラニン色素を生成する色素細胞「メラノサイト」を刺激するので、メラニンが生成されてシミが濃くなるわけです。
妊娠性肝斑（にんしんせいかんぱん）ってなに？
新たにお腹などにシミができている時があります。これは妊娠性肝斑というもので、お腹周りによく発生し、ホルモンバランスが大きく関係してきます。
妊娠性肝斑の原因
肝斑とは女性ホルモンが乱れや、ストレスが原因で発生します。最も影響があるのは黄体ホルモンのプロゲステロンの働きで、プロゲステロンのバランスが崩れることで肝斑ができてしまったり、シミが濃くなってしまいます。
メラニン色素は皮膚表面にあるメラノサイトから作り出されるものですが、妊娠性ホルモンはメラノサイトの活動を刺激して活発化させてしまいます。このことにより、メラニン色素が大量に増加してしまうため、シミができやすくなってしまうのです。
また妊娠中に分泌量が増加する黄体ホルモンが紫外線の感受性を高めるため、妊娠中の肌は日焼けしやすく、シミになる確率が高いのです。
妊娠中に紫外線によってできてしまったシミは、完全に消すことは難しいので紫外線対策を万全にする必要があります。
妊娠中にできたシミを消すには
妊娠中にできてしまったシミを消すためにできる事は？
出産後、2〜3ヶ月間でホルモンバランスが安定することで自然となくなっていきます。しかし、2人目、3人目など出産をすることで、シミが残ってしまう場合があります。
紫外線によってできてしまったシミは完全に消すことは時間と労力を要するので、紫外線対策やシミを消す成分配合のスキンケア化粧品の使用など、シミ予備軍の内に着実に消すアプローチをすることが大切です。
妊娠によるシミ肝斑を防ぐためには
妊娠による肝斑を防ぐための対策をいくつかご紹介します。
水分とビタミンCを摂取する
妊娠中にできるシミ対策としては、普段よりもさらに肌のメンテナンスを丁寧に行なうようにして、規則正しい生活をするようにしましょう。
妊娠性肝斑の予防対策として重要とされるのは、水分の補給とビタミンCの摂取です。ビタミンCには抗酸化力があるので、紫外線に対する抵抗力もつけることができます。
サプリメントなどに頼るより、お腹の赤ちゃんの事を第一に考えて、野菜や果物などから栄養素を摂取するようにしましょう。ローズヒップティーはノンカフェインでビタミンCが豊富ですのでおすすめです。
紫外線対策
赤ちゃんを身籠っている間は、妊娠性ホルモンの作用によって、メラノサイトの活動を活発化させやすい状態。そのため、妊娠前の時よりも紫外線ダメージを受けやすく、シミもできやすいです。
また紫外線を浴びる事で免疫力が低下するという説もあります。妊娠によってただでさえ免疫力が低下している妊婦さんにとって、とても危険です。
外出するときはかならず日焼け止めを塗るようにして、紫外線を遮断させる上着や日傘・帽子などで対策を万全にしてマタニティライフを楽しみましょう。
妊娠中のシミにレーザー治療して平気？
胎児への影響を考えると、サプリやシミ対策化粧品の成分が気になって、皮膚科のシミ取りレーザー治療を考える人もいますよね。
レーザー治療は胎児に影響があるの？
シミ取りレーザーの治療で胎児に影響を与えることはまずありません。
しかし、妊娠中は女性ホルモンの影響でメラニン色素を分泌させやすい事と、治療後のお薬の処方ができない等の理由で、出産後の方が望ましいというのが、お医者さんの意見です。
妊娠しててもシミに飲めるサプリは？
シミ対策は、サプリを飲んでシミを消す方法もあります。
妊娠中にサプリを飲んでもいいの？
妊娠している女性のサプリメントの服用は、可能なものとダメなものがあります。
例えば、市販のもので「妊娠・授乳期の飲用はお控えください」といった注意事項がかかれているものはNG。
飲んでみたいサプリメントのパッケージに上記のような表記がなくても、産婦人科の担当医や薬剤師さんに確認が必要です。
サプリメントの服用中に妊娠が発覚したら？
シミを消す効果があるとされた成分配合のサプリメントを飲んでいる時に、妊娠が発覚する場合もありますよね。
シミを消すサプリの殆どは、ビタミン剤が配合されており、基本的には心配しなくても大丈夫だと思いますが、まずは現物を持参してお医者さんに相談しましょう。
妊娠中にハイドロキノン配合の化粧品はつかえる？
シミを消す効果が高いと評判のハイドロキノンは、妊娠をしているお母さんの場合は使用できるものとできないものがあります。
違いはハイドロキノンの濃度です。
妊娠していても使えるものは、副作用の少ないハイドロキノン低濃度２％以下の低濃度のもの。
反対に使えないものは、ハイドロキノン高濃度３%以上のもの。副作用のリスクが高いので使用は控えましょう。
※ハイドロキノン配合の化粧品は、法律で濃度が2%までと定められています。
妊娠中にもし高濃度のハイドロキノンを使ったら？
シミを消す還元効果のあるハイドロキノンは、化粧品では2%までと定められていますが、
医師に処方してもらった外用薬は高濃度です。
妊娠することで、女性のホルモンバランスは不安定になり、肌もとても敏感になってしまいます。
妊娠前につかっていた低刺激の化粧品でさえも、肌荒れを起こしてしまったなんて話があります。
ハイドロキノンの副作用では、動物実験で胎児に影響が出たというものもありますから
多少は大丈夫だろう…なんて考えずに、皮膚科で出されたハイドロキノンの外用薬は使用は控えた方がよいでしょう。
シミを消すハイドロキノン配合の化粧品は、法律で濃度が2%までと定められていますが、産婦人科の先生に問題が無いか確認しておくと安心です。
妊娠中のシミにおすすめの化粧品は？
妊娠していても使える安全性の高いハイドロキノン配合のシミケア商品があります。
b.glren QuSomeホワイトクリーム1.9
ビーグレンのシミケア（QuSomeホワイトクリーム1.9）は、ハイドロキノン配合率が２％以下なので妊娠中、授乳中でもOK。
紫外線のダメージを消して澄み切った肌へ導くナイトクリーム。お手入れの鍵を握るのは「Q(HQ) QuSomeR化ハイドロキノン」。ハイドロキノンは長年にわたって優れた働きが実証されている成分ですが、浸透テクノロジーQuSomeRと融合させることにより、効果のスピードアップと低刺激性を実現。
ビーグレンホワイトケアのトライアルセットは、運営者が実際に使った体験レビューを別ページでまとめています。
シミを消すスキンケアを取り入れたい人の参考になれば幸いです＾＾
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