洗顔でシミやそばかすを消す方法
シミを消したい場合、洗顔方法を見直してみましょう。
洗顔でシミができる・濃くなる理由
私たちの肌は1日に何度も洗顔をしてしまうと肌を守るバリア機能が弱くなってしまうからです。洗顔後につっぱったり、カサカサしている時は肌がダメージを受けて弱っているサイン。
このとき、むやみに乳液やクリームなどの油分が多い化粧品をつけてしまうと、化学成分の影響で炎症が起きる可能性が。
自己防衛機能が働き出して、メラニンを作り出し、その結果シミやくすみができることとなります。
正しい方法で洗顔を行なうようにしましょう。
正しい洗顔の方法
クレンジングのポイント
洗顔料とクレンジングを使用したダブルクレンジングという洗顔方法はオススメです。クレンジング剤などで綺麗にメイクを洗い流したつもりでも、あらい残しやすすぎ残しなどで肌に残っていることがよくあります。
クレンジングなどのあらい残しがあると、それが酸化することになり、シミやくすみができる要因となる場合が。
ダブルクレンジング洗顔で確実に流すようにしましょう。
シミを消したいときには、肌にあまり負担をかけないミルククレンジングやオイルクレンジングがいいです。メイク落としシートという便利なものもありますが、毎日肌を擦ることになるので、どうしてもという時以外できるだけ使用は控えるようにしたほうがいいでしょう。
泡洗顔のポイント
泡洗顔はシミ消し洗顔料や石けんをネットなどで、泡たててから使うようにしましょう。
最近はキメの細かい泡を作ってくれるグッズも色々出ています。
また、最初から泡で出てくる洗顔フォームも売っています。
手のひらでつくる場合
フォームタイプは2〜3p、パウダータイプは1円玉くらい。
固形石鹸は両手と石鹸をぬらして手のひらに成分をたっぷり付けます。
手のひらの中の石鹸に、2-3滴の水を加えたら反対側の指で円を描くようにしながら細かい泡を沢山作りましょう。
水分が足りないと思ったら、1-2滴ずつの少量を加えて泡だてる、を繰り返します。
キメが細かくて、ホイップクリームのような泡ができたら完成です!
顔をすすぐ
始めにぬるま湯で3回ほど顔を濡らし、丁寧にホコリなどを落とします。。
洗顔料を泡立てる
洗顔に使う洗顔料や石鹸で泡をつくります。
Tゾーンを洗う
作った泡を、まずは皮脂がよく分泌されるTゾーンに当てて、手で擦らずに、泡でポンピングするようにしていきます。
顎・頬を洗う
次に、あごと頬に泡を当てて、あごの中心から頬に向かって円を描くように泡をなぞり、肌に馴染ませながら優しく洗顔をします。
皮膚が薄い部分を洗う
最後に、目や口付近の薄い部分を洗うのですが、絶対に強く擦るようなことはしないように気をつけて、優しくなでるような感じで洗っていきましょう。毛穴の奥の汚れを吸着させるイメージで。
ぬるま湯で流す
全体を優しく洗うことができたら、ぬるま湯で泡を流ししていきます。
ここでも、強く擦るようなことはせずに、お湯をかけるようにして流しましょう。
タオルで拭く
顔にタオルを当て水分を吸収させる感じで拭いていきましょう。あとは肌が乾燥しないうちに保湿をして終わりとなります。
シミを消す洗顔方法
洗顔を見直し、泡洗顔の方法を知ったところで普通の洗顔とシミを消す洗顔方法を併せて行うことでシミケアができます。
しかし、ここでシミを消す洗顔について注意があります。
シミを消す洗顔というのはこれらを行うための洗顔方法です。
シミを消す洗顔
- ・肌を清潔に保ち、シミの元になるメラニンを落とす
- ・メラニンの生成を抑えてシミを予防する
- ・肌のターンオーバーを正常にし、できてしまったシミを排出するのを促す
- ・肌の保湿力を正常にし、肌を健やかに保ってシミをできにくくする
シミが剥がれる石鹸は嘘?
「洗顔でシミが消せるなんて嘘」という方がいますが、それは大きな勘違いをしているから。
・シミが肌から剥がれ落ちて消える
・シミが肌から消しゴムを使ったように洗顔で流せる
このようにイメージして、本来のシミ消し洗顔の意味とは勘違いしているから。
シミ取り石鹸
シミが剥がれる石鹸
シミ消し洗顔石鹸
最近注目の韓国のシミ取り石鹸などをはじめとして、こういったキャッチコピーで売られている洗顔料や洗顔フォームでも、実際の効果はイメージとは違います。シミを消す洗顔と言っても、もし本当にシミを肌から剥がすような洗顔では、肌を傷つけて別の問題などの肌トラブルを起こしてしまいます。ですから、シミやそばかすをパッと魔法のように消す洗顔料はありません。
シミを消す洗顔というのは肌の状態を清潔にしてターンオーバーを正常にし、肌の保湿力を高めてシミができる原因を取り除き、シミを予防して改善することを言います。
まずは基本の洗顔で健康な肌に導きながら、蓄積されたメラニンや古い角質を取り除く洗顔料を使って、総合的なスキンケアの結果としてシミを消すための洗顔を行っていきましょう。
シミそばかすにはどんな洗顔料を選べばいい?
シミを消すための洗顔石鹸を購入する際にえらぶ基準は3つあります。
美容成分が配合されているか
肌に低刺激でやさしい成分でてきているか
シミ消しに有効な成分が配合されているか
くすみやシミの原因であるメラニンを取り除くためのアプローチができるものなど、シミ消し成分が配合されている洗顔石鹸をえらびましょう。
主なシミ消し成分
- ビタミンC誘導体…メラニン抑制作用
- アルブチン…メラニンの生成指示を抑制
- エラグ酸…植物に含まれる天然フェノール系の抗酸化物質
メーカー独自に開発したシミ消し成分を配合している場合もあるので、何が有効な成分なのかを、調べてえらぶことが大切です。
美容成分が配合されているか
シミを消すための洗顔では、健康な肌を維持するために重要な成分が含まれているかどうかが重要です。
洗顔するうえで、潤いや肌の保湿力を落としてしまわない事が、洗顔でシミを薄くするために実はとっても大切な事。
主な美容成分
- コラーゲン…保湿効果で有名
- ヒアルロン酸…保水力に優れる
- プラセンタ…肌に有効な栄養分を含んでいる
肌に低刺激でやさしい成分でてきているか
シミを消すことや作らせないこと、肌を健やかに保つためには、肌に悪い影響のある成分を含んだものを使っていては実現できません。できれば鉱物油や界面活性剤を使っていないやさしいな洗顔石鹸を使いましょう。天然成分でできている洗顔石鹸もあります。
シミ対策として、酵素洗顔も有名ですが、無理やりピーリングなどを行うような成分が入っているものを使うと、逆に肌が荒れて肌がボロボロに傷ついてしまい、逆に消えにくいシミを増やしてしまう危険も。
しみそばかすを消す市販洗顔石鹸
シミを消すための洗顔アイテムとして評価が高い商品を集めてみました。
クリーミュー クリーミュー
フルーツ由来の成分と10種類の無添加処方で肌に優しい成分で出来ているクレイソープタイプ。幅広い肌質に使え、洗浄力はもちろんですが保湿力がとても優れていて、ニキビにも効果的なので炎症が原因によるシミの対策にも。
クリーミュー
◆主なシミ消し有効成分
カリ石鹸素地、水、BG、グリセリン、ベントナイト、カオリン、シア脂、ザクロ種子油、ぶどう種子油、アサイヤシ果実液、カミツレ花エキス、ぶどうつるエキス、モロッコ溶岩クレイ
エンジェルプレミアマジックソープ エンジェルホワイトパーフェクトソープ
シミが剥がれ落ちるイメージをもってつくられた洗顔石鹸。とても泡立ちがよく保湿効果のある成分を含んでいるのでシミ対策のケアに期待ができる洗顔石鹸。
エンジェルプレミアマジックソープ
◆主な有効原材料
パパイン、アルブチン、豆乳発酵液、ダイズ種子エキス、パパイア果実エキス、パイナップル果実エキス、プエラリアミリフィカ根エキス
水橋保寿堂製薬 いつかの石鹸
泡パック酵素洗顔もできるミネラル配合酵素石けん(ネット付き)。 石油系の合成界面活性剤不使用で肌にやさしく、プロテアーゼという酵素が肌表面の不要なタンパク質を除去します。 さらに23種類もの多元素ミネラルをバランスよく配合。
いつかの石鹸
◆シミ消し有効成分
シリカ、プロアテーゼ、アルミナ
シミ洗顔にオススメのドラッグストアで買える洗顔石鹸
なめらか本舗 クレンジング洗顔
豆乳イソフラボンシリーズののしっとり洗顔。
なめらか本舗 クレンジング洗顔
◆シミ消し有効成分
豆乳発酵液、ダイズエキス、ダイズタンパク
シミ取り石鹸として韓国で大人気!
覆盆子石鹸 トックリイチゴ石鹸
韓国コスメでシミ取り石鹸として有名なトリックイチゴ石鹸は、IKKOさんが愛用していることで口コミで広がった石鹸。シミやしわ、毛穴の悩みに有効な成分など、美肌に効果のある成分やエキスを配合。
トリックイチゴ
◆主なシミ消し成分
トックリイチゴ果実エキス、ソルビトール、ホホバ種子油、オリーブ油、シア脂、ハチミツ、アロエベラ葉エキス、海泥抽出物、チャ葉エキス、オタネニンジンエキス、コメヌカ油、マグワ根皮エキス、黒砂糖、キトサン
「ためしてガッテン」で紹介されたシミの原因と石鹸でできるシミケア
NHK『ためしてガッテン』で『戻れ!シミの消えた肌 冬こそ徹底対策』という番組が放送されました。
番組内容をまとめると
前がん症の初期で日焼けによる がんの元になるもの。日光角化症とも言われます。
顔へのストレスを減らすのが大切。
中でも赤いシミを消す洗顔方法として紹介されたのが「泡洗顔」。
泡洗顔で対策できるシミのメカニズム
- 肌に炎症が起きる
- 活性酸素発生する
- 防御のため体内でメラニン色素生成される
ためしてガッテンで紹介、成果が報告された泡洗顔は、このメカニズムでできてしまうシミを対策する方法。
公式サイト
ガッテン流 泡洗顔の方法
洗顔石鹸は何でもよく、ネットやボールをつかって濃密な泡を作成。
Tゾーンと呼ばれるおでこ、鼻筋のラインに泡を「乗せる」
手のひらで顔に乗せた泡のクッションで泡を押すようにポンピング。
→ 洗うとき顔の皮ふに手が触れないように注意。
時間は顔全体で2〜3分くらいかけて洗顔
目じりと小鼻はあらいにくいので、指でなでるように。
この方法で特に効果が期待できるのは
紫外線の量が少ない秋から冬にかけて行うのが効果UPです。